学生検索の効率化・選考フローの工夫により、OfferBoxで複数名採用を実現できた事例とは?

 

前回は、OfferBoxで複数名採用を実現している企業様は、

「どのような考え方」「どのような手順」で採用活動を実施しているのかについてお伝えさせていただき、

弊社事例を基に、具体的な実践方法についてもご紹介致しました。

 

OfferBoxでの複数名採用するための考え方としては、

【求める人物像に効率的にアプローチし、その学生にとって魅力的と感じるフロー】

を意識して運用していくことが大切です。

 

今回は、【求める人物像に効率的にアプローチし、選考フローを工夫することで採用成功している企業】に

フォーカスを当て、OfferBoxで複数名採用を実現している企業事例についてご紹介いたします。

 

学生検索の効率化・選考フローのポイント整理

 

OfferBoxで複数名の採用成功を実現するには、

【自社での活躍人材を明確化】し、学生検索の効率化を図ることと、

リソースを【自社の求める人材のみに個別最適化】することに投じることが重要です。

 

実行するにあたってのポイントは下記となります。

 

<学生検索の効率化>

■求める人物像の言語化

■言語化した要件を、検索軸に反映

OfferBoxおすすめ機能:活躍人材分析・高評価学生分析・適性検査項目による絞り込み

 

<求める人材だけに個別最適化を行う>

■個別最適化フロー設計

個別面談or少人数座談会(説明会)などにより1to1のコミュニケーションを行い、意向度醸成を行う。

 

学生検索の効率化・選考フローの工夫により、OfferBoxで複数名採用成功を実現している企業事例

 

事例①<活躍人材分析活用により自社らしさを言語化、マッチ人材には個別最適化フロー実施>

 

 

【21卒実績】

 494送信→145承認(承認率:30%)→24名内定出し→11名内定承諾

 

【取り組み】

 ①若手優秀社員に適性検査を受験

   ②活躍人材分析により「自社らしさ」「自社での活躍要素」を定義づけ、検索軸に反映。

 ③マッチ人材には個別最適化した選考フローの実施

 

【結果】

運用期間が2ヶ月と短い中、検索段階で自社へのマッチ度が高い学生に絞れていたため、

1名採用あたりの承認数が14承認と非常に効率的に採用成功につながりました。

 

事例②<高評価学生分析の活用と優秀層へは個別面談を実施→承認後決定率が4.2倍改善>

 

 

【20卒運用時の課題】

・活動量は担保できているものの、送信数に対し、内定承諾の人数が少なく、

 採用効率に課題感がありました。

 

【21卒実績】

 2,203送信→949承認(43%)→7名内定承諾

 

【取り組み】

取り組み 高評価学生分析の活用によるターゲット検索の効率化
方法 ・最終選考通過学生を高評価学生と定義付け。

・スモールスタートとして、高評価学生分析を活用した検索によってヒットした学生と

 ハード面の条件のみでの検索によってヒットした学生とでABテストを行い、感触を比較。

・高評価学生分析を活用した学生の方が、PF内容や接触した際の感触が良いことから

 検索へ本格導入。

 

→高評価学生分析を基に検索段階で学生のスクリーニングができていたために、

 結果として、送信数を押さえながら採用人数を拡大することに成功したと考えられます。

 

取り組み 学生に優先順位を付け、優先度別に選考フローの設計
方法 ・ターゲット要件とのマッチ度やスキル面から、学生の優先順位をA~Dランクに区分。

・Aランク学生には、説明会参加後、個別で面談を行い、1to1のコミュニケーションを通じて 意向度醸成を実施

(補足)

紹介企業Aランク要件について

・ネットワークエンジニア職のため、データサイエンスの知識がある方 

・PFに書かれている将来像と自社のビジョンの方向性がマッチしている方

・成長意欲・志が高い方

・知識・経験を身に付けることに積極な姿勢を取った経験がある方

 

→自社の業務内容や社風などとのマッチ度によって優先順位を付けることにより、

 優先すべき学生が明確になり、限られたリソースの投資先を

「欲しい人材との相互理解の時間」に費やすことが可能となりました。

 

【結果】

 オファー承認後の決定率が4.2倍UP

 20卒運用時に比べ、送信数を抑えながら、決定人数を2.5倍にすることができた。

 

▼その他工夫していたこと

・その時期の学生の関心やニーズに合わせたトピックスなどを伝え、

 コロナ禍での業績好調などの話も実施することで、会社の成長性や安心を与えられるよう心がける。

 

いかがでしたでしょうか?

少しでもご参考となっていれば光栄です。

 

具体的に自社の場合、

・高評価学生分析の定義をどうすべきか?

・選考フローをどのように設計すべきか?などについては、

お気軽に担当へご相談くださいませ。