2021年卒の夏採用におけるOfferBox活用方法

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コロナウイルスの影響もあり、例年内定率の早期化傾向する兆しは見られるも、
今年に関してはコロナウイルスの影響で
内定率が鈍化傾向にあり、7月時点で就職活動を続ける学生は増加傾向にあります。

OfferBoxでも、21年卒学生の6月のアクティブ数(1ヶ月以内にログイン)は昨対比167%増の43,858名、
オファー承認率も昨対比135%増の18.5%で、例年に比べても、夏採用を効率的に実施しやすい状況となっております。

今回は、2020年夏採用におけるOfferBoxの活用方法について、事例を交えてご紹介させていただきます!

夏採用は数に振り切るとデメリットが大きい!?

母集団形成のロスを招く

  • ナビサイトは一括エントリーが増える
  • 学生の質が(時期的に)低下
  • 学生をまとめるほど、抜け漏れが発生
  • 時間がかかると選考途中で逃げられる

 

コミュニケーションに関する不満も

  • 連絡の遅さで志望度が一気に下がった
  • 面談等の実施もなく、一方的に不採用通知が来た
  • ナビサイトを確認をしたところ、採用数がいつの間にか減少していた

採用市場で自社が勝つための方法

個を尊重したコミュニケーション

本来は自社にマッチした学生を逃してしまう可能性も!
目の前の採用だけでなく、その学生の後輩に伝わり22卒以降の採用にも悪影響に・・・

学生が求めていることは・・・
丁寧でかつ個を尊重したコミュニケーションが重要!

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2020/4/23−30 対象21年卒3,003件 i-plug調査

 

「全体最適」 から 「個別最適」 の選考フローへ

→夏採用においては、どう惹きつけるのか?に注力

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個別最適に注力するために、母集団形成を効率化する必要があります。

母集団形成を効率化する

誰と会うのか
・一般的な活躍人材ではなく、自社特有の活躍人材をを特定、検索する

どう会うのか
・自社のことを知ってもらいたい学生だけにピンポイントに自社の情報を届ける

→ 認知の壁を超える

どう見極めるのか
・適性検査を活用し、その学生が自社にマッチすることに根拠を持って伝えられる

→ 勘と経験からの脱却

参考記事:「活躍人材分析(強化版)」を導入した活用事例

 

夏採用事例

事例①個別対応での採用を実施 多様な受け皿とスピード選考にて、難易度の高い理系学生の採用に成功

オファー送信(2019年6月 オファー承認 内定承諾
33名 5名 1名
業種 従業員数 上場 所在地
A社 IT・通信 100名〜499名 ジャスダック上場 東京

 

課題 / 目的 エンジニア採用にてOfferBox活用。6月後半から理系学生にピンポイントでアプローチを行う
取り組み プロフィールを読み込み、合致度の高い学生に対してしっかりと評価したところを記載しオファー

通常フローのES等をなくし、少人数説明会や個別面談など多様な受け皿を用意。希望があれば一次選考同日開催などスピーディーな選考を実施

効果 1名内定1名承諾 後半採用にて難易度の高い理系学生の採用を実現

事例②ターゲットは理系 個別面談による意向醸成に取り組み、1名承認から1名内定承諾

オファー送信(2019年8月 オファー承認 内定承諾
11名 1名 1名
業種 従業員数 上場 所在地
B社 ソフトウェア・情報処理 100名未満 非上場 東京

 

課題 / 目的 特定職種(エンジニア)のピンポイント採用でOfferBoxを活用
取り組み 1stコンタクトは人事と現場社員との面談を実施。学生と個別に相互理解を深めた
効果 承認が出た1名がそのまま採用につながった 決定効率UP

事例③7月下旬よりオファー開始 業界イメージから集まらない層へのアプローチと特別選考実施により効率的に1名採用 

オファー送信(2019年7月 オファー承認 内定承諾
53名 6名 1名

 

業種 従業員数 上場 所在地
C社 化学・医療・化粧品 1,000名以上 非上場 東京

 

課題 / 目的 業界イメージから集まらない層へのピンポイントアプローチ
取り組み 事前に自社にマッチした学生をプロフィールから判断。ES選考・一次面接・グループワーク選考などを免除し、少人数説明会を実施
効果 合致度が高いと判断した学生に対して効率的にアプローチすることで、業界イメージから集まらない層の採用成功を実現

事例④後半採用においてナビサイトでは母集団形成に苦戦 スカウト型に切り替え30名接触→3名承諾に

オファー送信(2019年9月 オファー承認 内定承諾
394名 57名 3名

 

業種 従業員数 上場 所在地
D社 不動産 100~499名 東証一部 東京

 

課題 / 目的 後半採用においてナビサイトでは母集団形成に苦戦しており、新たなアプローチ方法として導入
取り組み オファー承認後は個別面談を実施し、希望者にはその場で即選考に進んでいただき、

相互理解を図りつつスピード選考を実施

効果 通常、接触からの内定承諾率が1%に対し、OfferBox経由では10%に改善

後半から活用し3名の採用につながった

 

まとめ

・学生はマスコミュニケーションではなく、個別に向き合ってくれるコミュニケーションを求めております。
・学生が求めることに時間を使っていきましょう!

最後に、採用における個別最適化とは・・・

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