9月11日に行われた「22卒こそ早期接触を成功させる」セミナーのレポートを書きましたので、ご参考にしていただけますと幸いです。
※一部抜粋
新卒市場の動向
インターンシップへの参加意欲は高く、9割弱の学生がオンラインインターンシップへの参加意欲を示した。
コロナにより情報収集が制限されたため、例年以上にホームページの重要性が高まった。
また時期により閲覧されているコンテンツが異なるため、オファー文面で訴求する内容も時期ごとに用意することが承認率アップに繋がる可能性が高い。
【まとめ】
コロナウイルスによる採用数の減少への不安を感じる学生が多く、イベント実施の際の感染防止対策や、
サークル活動の中止からガクチカ※のアピール内容に不安を感じている学生もいる。
情報収集の機会の減少から採用ホームページの重要性も高まり、選考のフェーズごとに見るポイントが異なる。
情報収集としてインターンシップに参加し、企業の見極めをしたいと考えている学生が年々増えている。
オンラインインターンシップに参加した学生の満足度は高いが、やはりコミュニケーションの面では課題が残る。
※ガクチカとは、履歴書やエントリーシートなどで必ず用意され、面接でも質問を受ける可能性が高い「 学生時代力をいれたこと」の略です。
OfferBox内の動向
【学生登録数推移】
文理問わず、8月の登録人数:昨対比約1.9倍増
【承認率推移】
承認率は過去最高水準を記録。
【学生の声】
〜早期から就職活動を行う理由〜
コロナウイルスの影響で採用中止や縮小などのニュースを聞き、不安から就職活動を始める学生が多い。
〜就職活動に対しての考え〜
自分がやりたい仕事ではなく、自分が活躍できる企業との出会いを求めている。
※詳しい学生の意識調査については、「【22卒学生意識調査】アンケート結果から読み解く学生の本音 就活に対する意識と適切なファーストコンタクト」をご覧ください。
【まとめ】
OfferBoxの登録人数は伸びているが、稼働社数は昨対と変わらないため、まだオファーを受け取れていない学生も多くいる。
学生は「自分のプロフィールを見た上でオファーをしてもらえる」「採用担当者や活躍社員と個別対応」に期待しているため、個別文章でアピールし、選考の前に個別面談で相互理解を深めてグリップしていくことをお勧めいたします。
グリップに成功した企業実例
【大手企業】
ポイント
- 面談での魅力づけ(エンジニア職との接触)
- 技術力は課題とインターンで見極め
- ミスマッチがないか確認し選考に誘導
【中小企業】
ポイント
- メッセージのやりとりが活発&フランク
- 選考会ごとに丁寧なフィードバックあり
【地方企業】
ポイント
- メッセージ、連絡の頻度が多い
- 個別面談の際に、活躍人材とのマッチ度を伝える
(個別面談以外にも書類選考免除にてTOPセミナーも実施) - 接触後のネクストアクション、学生と握っていた
まとめ
【22年卒の志向】
コロナによる不安を感じている学生だけでなく、キャリア教育を受けている学生もいるためより早期化が進んでいる。
またインターンシップだけでなく採用ホームページから情報収集をする学生も増えている。
【グリップ方法】
学生は「活躍できる企業に就職したい」「経験が活かせる仕事をしたい」と考えており、自分のプロフィールを見てどこがよかったのかが記載されているオファーを送ってもらえることに期待している。
そのため、個別文章や個別対応を希望している学生が多く、個別最適化したフローの準備や選考毎によるFB面談など積極的に連絡を取り、学生の意向度を維持する必要がある。
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