前回は、
・OfferBoxで複数名採用を実現するための考え方・仕組み・各機能について
・OfferBoxで複数名採用を実現するためのTMP設計
についてお伝えさせて頂きました。
今回は、年間のリソース計画の作成方法と、実施にあたり必要なアクションをお伝えさせて頂きます。
年間のリソース計画
ダイレクトリクルーティングの場合、オファー送信をしなければ、母集団形成はできません。
そのため、”時間ができたら送る”のではなく、運用開始前に、
予めOfferBoxへ掛けるべきリソース計画を行うことが最も重要です。
■年間の送信計画方法■
①採用人数目標の設定
②昨年の接触数に対する内定率
※OfferBox利用初年度は過去1st接触後の内定率
③採用目標人数÷接触後内定率=年間でOfferBoxで必要な接触数の算出
④③で算出した必要承認数÷想定承認率=年間でOfferBoxで必要な送信数の算出
⑤稼働期間やイベント開催に合わせ、月毎の必要活動量を計画
(例)採用目標3名の場合の企業の設計方法
過去データが下記の場合
・オファー承認率:30%
・100名承諾で60名接触=接触率60%
・60名接触で3名内定=接触からの内定率5%
・稼働期間5ヶ月
■実施後の注意点■
計画した活動量を稼働開始〜2ヶ月間で継続できるか否かの検証は必須です。
ナビサイトのオープンや選考開始後は、オファー送信のリソースは制限されるため、継続可能な計画が重要です。
リソース計画を実行するにあたってのポイント
リソース計画が完了したら、次は社内でのリソースの確保が必要になります。
実際に複数名の採用成功をされている企業様のリソースを確保する際のポイントは下記となります。
■OfferBox専任担当を設置する
■社内連携を行う
■送信代行を活用する
リソース計画を実行するにあたっての進め方・他社採用成功事例
では、上記ポイントの具体的な実施方法と他社採用成功事例をご紹介できればと思います。
■スケジュール計画■
リソースの計画が完了したら、1日or1週間毎の必要活動量を算出します。
自身のスケジュールを考慮した上で、運用開始前に予め、OfferBoxを運用する時間を決めて、カレンダーに毎朝●分、毎週●曜日に●時間確保しておくなど、ルーティン化するのがおすすめです。
■専任担当の配置■
専任担当がOfferBoxの運用を毎日のルーティン化することで、コンスタントに送信を継続することが可能となり、また、ノウハウも蓄積していくため、質と量を担保可能となります。
例:専任担当の運用により複数名の採用成功を実現した例
量と質の両方を達成する取り組みでOfferBoxを活用。
結果50名を超える採用実績。ナビ以外で採用人数拡大を実現。
■社内連携■
採用担当者が少ない場合や、リソース計画策定後、リソース不足が見込まれる場合は、社内連携により業務を分担する方法や、社員を巻き込んだ運用方法もおすすめです。
採用担当者の工数削減に繋がることはもちろん、マッチングを強める効果も期待できます。
■送信代行■
リソース不足が見込まれる場合は、送信代行を活用するのも一つです。
OfferBoxでは、オファー送信代行サービスもございます。
オファー送信〜日程調整の範囲のアウトソーシングしていただくことにより、活用いただくことで、「学生と会う」からスタートしていただけますので、リソースの投資先を欲しい学生へのアプローチの時間や相互理解の時間などに十分費やしていただくことが可能です。
例:アウトソーシングを活用することで、
活動量の担保と質の高いオファー文章により、意向度醸成に成功している事例
いかがでしたでしょうか?
今回は以上となります。少しでもご参考となっていれば光栄です。
次回は【複数名採用を毎年実現している企業様の成功事例】についてご紹介いたします。