前回お伝えした内容は、個別最適化することで、結果的に工数削減が可能になる記事をお送りしました。
本日は具体的な検索軸に落とし込む方法や、ターゲット学生に対してのオファー文章作成方法についてお伝えしていきます。
オファー文章を学生に届けるコツとは?
・データベースや機能面を活用してオファー対象者を選定
・オファー文面の冒頭に特別感あるメッセージを案内
・良いオファー文章と悪いオファー文章の違い
登録学生の中からオファー対象者を厳選
Offerboxでは既に200,000人(24年卒2023年4月1日時点)を超える学生にご登録頂いている状況で、
多くの登録学生から貴社にマッチした学生を探し出して頂く必要がございます。
より具体的に採用したいターゲット学生の抽出方法については、大きく5つに分類されます。
①将来像には、学生の将来像や志向性を参考にして頂きながらオファー文章に落とし込む方法です。
将来の目標や夢を叶えるためのステップアップとして弊社に入社していただくなど、
共通点を見出し、学生にアプローチして頂きます。
②過去の経験に関しては、学生プロフィールからオファー対象者を選定する方法で、
ある大会で優勝した経験やアルバイト経験、インターンなど学生の実体験を通じた部分を訴求する流れになります。
こちらは具体的な経験を起点として学生にアプローチして頂きます。
③資格等での検索は、TOEICスコアやプログラミング言語などで抽出する方法になります。
その他にも自動車免許やコンピュータ資格などから検索する方法もございますので、精度の高い学生の抽出が可能になります。
④適性検査については、活躍人材分析や高評価学生分析、人材マップを活用して頂くことで、
より自社にマッチした学生を検索することが可能になりますので、過去採用した学生傾向などを元に活用ください。
⑤志向性では、学生側の意向を加味した上で検索する方法となります。
例を挙げますと、企業選びの軸や志望業界、志望職種を参考にしてターゲット学生を検索する方法です。
自社にマッチした学生を検索する上で、上記5項目の検索方法を参考にご利用くださいませ。
冒頭に特別感を伝える
次にターゲティング学生が決定した後の流れが、オファー文章の構成になります。
オファーを送る際に重要なポイントとしては、具体的に大きく3つに構成されます。
特別感ある文章に関しては、今回その学生のプロフィールを見た中で、
オファーを送った理由を明記して頂き、学生に対して特別感を醸成することがポイントです。
貴社の魅力を伝える部分に関しては、企業様の特徴や業界でのポジショニングなど、
他社様と差別化できるポイントを記載頂くことで、学生の意向醸成に繋げることができます。
最後に選考フローや承認後の流れにおいて、特別感や個別対応で案内していただくことが肝になります。
ダイレクトリクルーティングの醍醐味である個別最適化の案内をすることで承認率も上昇する可能性があります。
個別文章の入れ方や工夫について
最後に良いオファー文章と悪いオファー文章の違いについてお伝えします。
学生のプロフィールに合わせた個別カスタマイズの文章をお入れいただくことがポイントです。
例)体育会系学生がターゲットの場合
左側のオファー文面は具体的なエピソードを記載しているのに対して、
右側のオファー文面では抽象的な個別文面になっております。
誰にでも当てはまる内容ではなく、学生一人一人に合わせたオファー文章をお送りできるかが非常に大事で、
貴社にマッチした学生を採用できる可能性が高まります。
今回はターゲット学生の抽出方法とオファー送信方法でのポイントについてお伝えさせて頂きましたが、
次回は適切な選考プロセス設計とオファー計画についてご説明させて頂きます。