内定承諾率をUPさせるために〜大学生の就職先選びの視点から考察〜

「内定承諾率をUPさせるために〜大学生の就職先選びの視点から考察〜」のアイキャッチ画像

昨今、内定辞退率は約65%で、内定を出した3人に2人が辞退という非常に高い数値になっております。
※内定辞退率データ元:就職みらい研究【2020年3月卒業時点の就職活動状況】

今回、内定承諾率をUPさせるために何が効果的か、就職先選びの視点から考察いたしましたので、ご参考にしていただけますと幸いです。

市場データ

  • 「ブラック企業を気にする」という学生は、就職活動を終えた 2019年卒者で 85.6%、2020年卒者では 9割以上(91.1%)に上る
  • ブラック企業の調べ方で最も多いのは、は「クチコミサイト」で、約 9割に上る(19年卒 92.0%、20年卒 89.3%)
  • ホワイト企業の条件の TOP3 は「有給休暇を取りやすい風土がある」「福利厚生が充実している」「離職率が低い」。ブラック企業の条件では「残業代が支払われない」「給与が低すぎる」が上位項目だったが、ホワイト企業の条件では、「働きやすく、長く続けられるか」により注目する傾向が読み取れる。

引用元:https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/03/201903_bwgakusei.pdf

大学生の就職先選びの視点から考察

「ブラック企業でも働き続けられる条件」にもあるように、人間関係は働く上で大事な要素であることがわかります。

i-plugで調査した「20年卒対象の働き方意識調査」でも、働き方について気になるポイントのトップは「どのような社員が働いているか」でした。

そのことから、採用担当者だけでなく、現場の社員ともじっくり話せる場を持つなど、選考期間中に相互理解の場を設けることや、内定後のフォローが重要になると考えます。

OfferBoxの「適性検索」では、採用したい学生と自社理解や魅力づけを促進する「リクルーター」、 また人材の見極めをする「面接官」と似たタイプで相性が良い組み合わせがわかる仕組みになっております。

選考段階での個々に応じたコミュニケーションやマッチングは、入社の意向度上げや内定辞退抑止に効果的です。

事例:学生の適性検査結果と相性の良い社員を面談でアサイン

効果:学生の志望意欲醸成につながり、選考参加率や内定承諾率のUPにつながった

 

面談を実施する上で、ご参考にしていただける記事をご紹介いたします。

参考記事:人事ZINE「面接と面談の違いは「合否」の有無だけ? ミスマッチ防止に効果的な面談とは」