どんなオファー文面が学生に響くんだろう・・・?
オファー文面の作成ってとても難しいですよね。
そこで今回、学生に響くオファー文面の作成方法をご紹介いたします。
ご参考にしていただけますと幸いです。
文章の質 ~見やすく~
■ 漢字を多用しない
「様々な内容を記載頂き有難うございます」のような、漢字の渋滞は避けましょう
■ 表記を統一
「頂きます」「いただきます」、「OfferBox」「オファーボックス」、
「1234」「1234」など、細かい表記にも気を付けましょう
■ 程よく余白を入れる
文章が延々続いていたら読む気も失せます。
内容ごとに段落やタイトルをつけてブロック化するなど、余白を意識しましょう
■ 箇条書きを活用
要所に活用することでオファーにメリハリがつき、内容が伝わりやすくなります
誤字脱字は、たった一文字で
「ちゃんとしていない会社」という印象を与えてしまいます。
「~たり~たり」など、ミスしがちな日本語の文法や、社名・建物名・商品名などの
正式名称の表記にも注意しましょう。(Ex. 正「 OfferBox 」 誤「 offerbox 」)
■ カンタン誤字脱字チェック法1・逆読み
言い回しの違和感などにも気づきやすいです
■ カンタン誤字脱字チェック法2・Wordで作成
誤字や文法ミスに波線が入ります
※漢字の間違いなど誤字認定されない場合があるので、過信は禁物です
■ 一文は長くても3行以内
余計な言葉は削除、句読点で分けるべき内容は分けましょう
×「あなたのプロフィールを拝見したところ、●●のご経験をお持ちという記載がありましたので、●●のスキルをお持ちかと思いましたので、当社の●●にスキルが生かしていただきたいと思い、オファーをお送りしました。」
〇「プロフィールに記載されていた●●の経験から、●●のスキルがあるとお見受けしました。ぜひ、そのスキルを当社の●●に生かしていただきたいと思い、オファーをお送りしました。」
■ 数字を記載
具体的な数字を記載すると信ぴょう性が増します。また、文章にメリハリがつきます
「多数の社員が」 →「12名の社員が」「10名以上の社員が」
「以前から」 →「1998年から」「2000年より前から」
■ 箇条書きを活用
個別文章のトップやまとめに記載するといいかもしれません(③個別文章参照)
熱意を感じられる文章
オファー送信元企業のことを知らない学生にも「●●な会社だなぁ」というような
印象を与えられるよう、自社の“魅力ポイント”(特長)を5つ程度入れましょう。
“魅力ポイント”を探すためには、社員へ以下の内容のインタビューを行うことをお勧めします。
文章から、社内や仕事の風景が映像でイメージできるような内容を心がけましょう。
■ 社員が感じる魅力
働いているのだから、必ず魅力があるはずです。社内のメンバーに聞いてみましょう。
(年次の若い社員さんには、どんなオファーが魅力的か聞いてもいいと思います!)
■ なぜ辞めない?
魅力が思いつかない場合は「辞めない理由」を聞いてもいいかもしれません。
いつも何気なく仕事をしている中に、魅力が隠れているはずです。
社員の「生の声」以外にも、“魅力ポイント”を探す方法があります。
■ 過去入社者の入社決定理由を精査
企業の魅力を見つけるための、一番確実で手っ取り早い方法です。
しかし、忖度があると意味がないので、聞き方は工夫しなければいけません。
■ 他社比較
同じ業界や規模感の企業と比べてみましょう。「これ、他の会社と違うな」「これ、他の会社よりもすごいかも」という小さな気づきが、魅力発見に繋がります。
■ ロジックツリーをつくる
「●●(会社名)といえば」から、イメージを膨らませていきましょう。
イメージに対して、それは何故なのかも書いていくことで、新たな発見があるかもしれません。
個別文章
■ トップに心を掴むワードを
「自分宛てに送ってくれたオファーだ」と印象を持っていただくためにも、
学生個々に向けたメッセージ文はメール上部に記載するのが好ましいです。
■ 箇条書きの活用
一人ひとりに文章をつくる時間・自信がない場合は、「オファーをお送りした理由」と箇条書きで書いてみましょう!
《オファーをお送りした理由》
プロフィールを拝見し、あなたのこんなことに魅力を感じ、オファーをお送りしました。
- 何が足りないのか考え、改善できる力
- 闇雲にではなく、目標を掲げて行動できる力
- いつまでも成長を感じていたいという向上心
- 従来の方法に縛られず、一から解決方法を考えられる力
参考資料:オファー送信前のチェックシート付き資料