OfferBoxで活躍人材採用をする具体的な方法とは

 

実際にOfferBoxで活躍人材採用をするには、

まず自社における活躍人材の定義を行い、そしてどの機能を使い、

どんな活用の仕方をしなければならないのかを知っておく必要があります。

 

人材要件定義の実施

まずはターゲット学生の言語化をしてみましょう。

新卒採用で把握すべき下記6つの項目を書き出せるだけ書き出してみてください。

 

・求める人物像

 →どんな人物が自社に合うのか、業務においてどのようなスキルが必要かなど

 (例)目の前の物事を分析し改善策を考えられる人

 

・過去入社者の共通点

 →(例)大人しい、自立している、何かにのめり込んでいるなど過去新卒者の全体的な雰囲気

 

・仕事をする相手

 →業務をするにあたってどのような組織や人物(社内外問わず)とやり取りを行うか

 (例)官公庁からの依頼が多く、畏まったやり取りが頻繁である

 

・新卒採用をする理由

 →なぜ中途ではなく新卒を採用するのか

  (例)業界的に若い人材が不足しているため、若手技術者の育成に取り組みたい

 

・社員の評価基準

 →仕事する上でどのような部分を人事や上長が評価するか

 (例)年間目標の達成率、お客様からの評価が高い

 

・活躍人材について

 →現時点で自社で活躍している人の特徴

 (例)一度断られても改善や別案を用意し再提案するなど

 

ハードスペック・ソフトスペックに分ける

 

次に学生に求めるハードスペックとソフトスペックをMUST(必ず重視する)とWANT(あればなお良し)

で下の画像のように分けてみましょう。

 

・ハードスペックは学歴・専攻・学部・資格などデジタルなもの

・ソフトスペックはその人の能力や経験、性格など

 

を意味します。学生を採用する際にはターゲット条件に優先順位をつけることが重要です。

下記のように整理するとわかりやすくなります。

 

 

以上、人材要件は整理できましたでしょうか?

頭では「自社でこういう人物が欲しい!」と理解していても、意外と言語化は難しかったのではないでしょうか。

 

OfferBoxでは適性検査eF-1Gを活用することで言語化しにくい部分や感覚的に捉えていた部分を含め、人材要件の定義を簡単に行うことができます。

必要な機能を下記にご紹介いたします。

 

機能①活躍人材分析

 

「活躍人材分析」とは貴社内で活躍する人材や、定着しやすい人材の共通用件を分析できる機能です。OfferBoxではその分析結果を用いて学生を検索することができます。

最大30名の社員をハイパフォーマーとローパフォーマーに分け、受検してもらい、

自社で活躍している人材とそうでない人材の特徴を抽出し、自社での優秀人材を定義し言語化を行います。

 

例えばこの活躍人材分析を実施した際に

 

 

上記図のような結果が出てきます。

新卒採用での人材要件と合致しているかを確認いただき、

もし合致していない・正反対の結果が出た場合は、人材要件定義がずれてしまっている可能性が高いです!

人材要件を見直す必要があるかもしれません。

 

機能②人材マップ

 

また適性検索の項目にある人材マップでは、自社の戦力バランスを可視化し、

活躍している社員様と似たタイプや異なるタイプ、ボリュームゾーンで検索が可能です。

 

社員様に適性検査をご受検いただくと、人材マップの役割思考8タイプ×認知思考スタイル5タイプの計40マスに

eF-1Gを受検した社員がマッピングされます。

 

 

ここで会社全体がどんな人物タイプによって構成されているのかを確認することができます。

例)

自社が変革期のフェーズである→自社にいない人材を取り込み、新たな風を吹き込んでくれるような人材をターゲットとする

現状の組織を強くしながら新卒の定着も狙いたい→赤いマス(現社員が集中しているゾーン)を重点的に狙う

 

などの活用ができます。

人材マップでは、これからの自社の方向性や組織風土などを考えて設定することが重要です。

 

機能③適性検査項目・社会人基礎力で検索

受検結果の「適性検査」に出力されている全48項目を、偏差値20~80の間で自由に調整し検索できます。

また、社会人基礎力の項目では学生の受検結果のうち、「ビジネスパフォーマンス」にある項目を

偏差値20~80の間で検索できます。

「さらに細かく設定」をクリックすると、全ての項目を検索対象とすることが可能です。

 

 

活躍人材分析でプラスマイナス3つずつの項目は分かったけれど、

仕事をする上で、必ず欲しいスキルがある際にご活用いただくことをおすすめいたします。

 

面接の際に見ていることや重視していることを適性検査の項目に落とし込むことで、

より自社の選考基準に沿った学生のみで母集団を形成でき、選考通過率を上げることができます。

 

上記3つの機能を使ってターゲット設定をすると自社でどんな人材が必要であるか、

また狙うべき学生はどんな人物であるかを明確にすることができます。

 

ターゲットを明確に言語化できればOfferBoxでのターゲット設定は完了です。

また、営業担当にご相談いただければターゲット設定のお力添えをいたしますのでお気軽にお声がけください。

 

次回の記事では受検者の選定方法やOfferBox機能活用のフローなどをお伝えします。