効率良く運用するために知っておくべき「マルチログイン機能」

 

工数削減コースでは、以前承認率を高める方法として「検討中機能」や「オファーに関するリクエスト」を紹介しましたが、

承認率を上げて送信工数を減らせたからといっても、やはり1名のオファー送信担当者の作業量にはキャパシティがあります。

今回は、「マルチログイン」という仕組みで送信担当者1名あたりのオファー工数を削減する方法をお伝えします。

 

マルチログインとは?

 

マルチログインとは、OfferBoxを操作する1名の担当者が自分のアカウントにログインできる仕組みです。

OfferBoxは昔、利用企業は1つのアカウントしかなかったのですが、

複数名が操作することでシステムエラーが発生したり、1つのアカウント内で利用用途に応じた使い分けがしづらいといったシステム上の課題を受けたため、

2019年10月1日より、1つの利用企業アカウントの中でも複数の担当者がそれぞれ別のアカウントを持つことができるマルチログイン制度へとアップグレードしました。

 

マルチログインになったことで、各担当者が自由に好きなタイミングでシステムエラーを起こさず操作でき、担当者別で運用方法を分けることも容易になりました。

 

以前は...

 

現在は..

 

各担当者別にアカウントが分かれているため、他の担当者が自分とは違う画面を見ていると感じてしまうかもしれませんが、

 

基本的に、選考管理リストやかんたん日程調整などその企業のアカウント共通の項目は全担当者が同じ画面で、検索とオファー送信の作業を各担当者が別々で行うことができるという仕組みです。

 

また、以前は1企業に10個までしか保存できなかったメッセージテンプレートや検索条件も、

1名の担当者が10個まで保存し、各担当者間で共有できるよう機能改善されました。

 

利用企業は20名まで担当者のアカウントを増やすことができ、テンプレートや検索条件は最大で200個まで保存できます。

 

全ての担当者で共通の項目と各担当者別の項目

 

マルチログインの詳細や担当者の増やし方はヘルプデスクをご参照ください。

 

次に、マルチログインの仕組みを工数削減に活かす方法を説明します。

 

マルチログインを活かした工数削減方法

マルチログインは各担当者がログインを自由に行えるため、検索や送信作業を各自のタイミングで行うことができます。

この点を活かし、採用担当者以外の現場社員も巻き込んでマンパワー不足を解消したA社の事例を紹介します。

 

A社の事例

採用担当部署の限られた人数では100名へ送信することが難しい場合があります。

 

A社のように現場社員を巻き込むことができれば、運用担当者1名あたりの送信工数を削減することができます。

また、A社のように、現場社員を巻き込むことができれば、以下のような二次的な効果もあります。

 

<運用担当者を増やすことによる二次的な効果>

  • 配属先の現場社員が送信対象を選定する    

→ 採用担当部署と各部署の採用対象の目線合わせができる

→ 学生と企業のミスマッチを減らすことに繋がる

 

  • 運用担当者を増やせるため承認後にもリソースを確保でき個別面談の導入が容易になる

→ オファー承認先の企業への興味関心がそこまで高まっていない学生に対しても、個別最適化して選考意欲を上げやすくなる

 

最後に

今回はマルチログインを活用することで、現場社員を巻き込み、

送信担当者1名あたりの工数を削減した企業の事例をお伝えしましたが、

 

オファー送信のリソースの確保が課題の場合は、i-plugよりオファー代行サービスを紹介することもできますので、興味ございましたら、営業担当までご連絡くださいませ。