今回は、「オファーに関するリクエスト」というプロフィールの項目で、
自社のオファーが刺さりやすい学生を見極める方法をお伝えいたします。
オファーに関するリクエストとは?
オファーに関するリクエストとは、学生に予めどんな企業のオファーが欲しいのかを入力してもらい、
企業が学生のプロフィールを閲覧した際にそのリクエストを確認できる機能です。
学生の希望条件と、自社とのマッチ度があらかじめ確認できるため、
学生の希望条件やマッチ度に応じたオファー文章を添えてオファー送信する事でオファー承認率を上げやすくなります。
オファーに関するリクエスト機能の仕組み
- 学生は欲しいオファーの情報をプロフィールに入力
-登録時に入力が必須の項目
-学生は最低でも月に1回の更新を行い企業側へは最新のリクエスト情報を反映(ログイン1ヶ月以内の場合)
学生側入力画面↓
- 企業は初期設定で学生の志望と照らし合わせるために必要な情報を入力している
企業側設定画面↓
- 企業は学生のプロフィールの「オファーに関するリクエスト」で以下項目を確認できる
-学生がどんなオファーが欲しいのか
-学生の志望と自社がどのくらい一致しているか
企業側画面↓
(学生のプロフィールの中に「オファーに関するリクエスト」が表示される)
*オファーに関するリクエストに関する備考
-学生のプロフィールを開くと確認できる
-検索で絞り込みをかける事はできない
次に、オファーに関するリクエストの見方を説明します。
オファーに関するリクエストの項目の見方
オファーに関するリクエストは大きく分けて以下3つの要素に分かれており、
それぞれの見方とオファー承認を得るためのポイントを解説いたします。
- オファーに関するリクエストの3つの要素
- オファーに関するリクエストの右上に位置するラベル
- 学生のこだわる希望条件や受け取りたいオファーの内容
- 4象限マトリクス
1.オファーに関するリクエストの右上に位置するラベル
ラベルは、学生の希望条件と企業属性のマッチ度を言い換えた文言で、
マッチ度に応じて「自社にベストマッチ」から「極めて熱意必要」までの6段階に分かれています。
オファーに関するリクエストのマッチ度の高い学生から優先的にオファーを送っていく事で承認を得やすくなります。
一方で、マッチ度の低い学生でも、オファーに関するリクエスト以外のプロフィールの項目が
自社の求める人物像に合致しており、オファーを送りたい学生である場合がございます。
その場合、本人の希望条件に当てはまっていない状態から口説き落とすことになるため、
オファー文章で熱量を注いだメッセージを記載すると難しいながらも承認を得ることが可能です。
「自社にベストマッチ」
→ 学生の希望条件と企業属性が最もマッチしており、オファー承認してもらいやすい傾向
「自社にマッチ」
→ 学生の希望条件と企業属性が大方マッチしており、オファー承認してもらいやすい傾向
「プロフィールに触れるオファー文章必要」
→ 学生の希望条件と企業属性が一定マッチしているが、興味を持ってもらうためにオファー文章で熱量を注ぐことがある程度必要
「プロフィールに触れ、自社に合う部分をアピール」
→ 学生の希望条件と企業属性がわずかにマッチしており、興味を持ってもらうためにオファー文章で熱量を注ぐことがある程度必要
「とても熱意必要」
→ 学生の希望条件と企業属性がほとんどマッチしておらず、振り向かせるためにオファー文章で熱量を注ぐことがある程度必要
「極めて熱意必要」
→ 学生の希望条件と企業属性がマッチしておらず、振り向かせるためにオファー文章で熱量を注ぐことが相当必要
▼ラベル別オファー承認に対する難易度のイメージ
*熱量の注ぎ方に関する記事はOfferBoxカフェの
「学生に響くオファー文面の作り方」や「#オファー文面」をご参考ください。
※OfferBoxカフェへログインする際に下記の認証コードが必要になります。
パスワードを保存していただくと次回からは入力不要です。
■認証コード
ユーザー名
offerbox_customer
パスワード
C^AtRYwJT7$bM9Ws
2.学生のこだわる希望条件や受け取りたいオファーの内容
マッチ度が6段階でラベル表示される事はお伝えしましたが、
具体的に学生のどの希望条件と自社のどの属性がマッチしているか確認する方法をお伝えします。
こだわる希望条件の緑色で表示されている項目は、学生が「希望条件と一致するオファーにこだわる」
と回答した時の希望する条件を示しています。
上の図の場合、「業界」にこだわりを持ち、また、オファー承認後は「面談」か「面接・選考」を希望するという学生です。
この場合、業界が一致していることと、オファー承認後の受け皿が面談であることを
記載したオファー文章でオファー送信すると承認を得られやすくなります。
黄色のチェック項目は学生の志望業界や志望勤務地が自社と一致しているかを示しています。
先ほどの緑色の項目とは違い、志望業界や志望勤務地にそこまでこだわりがない学生にも
チェックマークがつくことがあります。
例えば下の図の場合、企業側の設定の業界と勤務地が学生側のプロフィールの業界と勤務地に一致しているため、
業界と勤務地の双方に黄色のチェックマークが入っています。
学生の希望条件に自社が入っていない場合は、どこが合っていないのかを上記の項目で判断し、
オファー文章中にマッチしていない部分を補う文章を記載すると良いでしょう。
3.4象限マトリクス
オファーに関するリクエストの左に位置する4象限のチャートは承認を得やすいオファー文章を作るヒントになります。
4象限の左下から右上にかけて就職活動の進行度を反映する傾向があり、
4象限のそれぞれにテンプレートを作成しておくのも効果的です。
<左下>
全く条件にこだわらない学生もいますが、左下に属す学生は就職活動序盤の傾向があり、
他社と差別化した文章だけではなく、業界や職種についても深く記載したオファー文章が響きやすい。
<右下>
就職活動が中盤の傾向があり、業界研究や企業研究が進んでいる。
他社と差別化した文章と希望条件の合致する項目に沿ったオファー文章を用意することが望ましい。
<右上>
就職活動が中盤、終盤になっている可能性があり、一人一人の希望条件に沿った文章や、
プロフィールに触れ、自社に合う部分をアピールしたオファー文章が望ましい。
*左上は出現率が低いため省略。
まとめ
オファー工数削減のためにはオファー承認率を上げることが有効で、
承認率を上げるためには学生のマッチ度に応じて熱量の注ぎ方を変える事が効果的です。
自社とのマッチ度が高い学生から優先的に見ていき、
オファーに関するリクエストに応じたオファー文章と承認後の受け皿を用意して運用すると良いでしょう。