内定承諾率62%を達成 〜スター・マイカ様のOfferBox活用事例〜

OfferBox導入背景について

▼新卒採用戦略の概要

・採用開始:毎年6月頃から

・採用ルート:OfferBox(メインチャンネル)、ナビサイト、エージェント4社、直接採用(自社採用ページ)

 

▼新卒採用の課題

・内定承諾後の辞退率が、毎年2割辞退していること

・採用担当が毎年1名しかいないため、出会える学生や接触できる回数に限りがあること

 

▼OfferBoxの立ち位置

・OfferBox(メインチャンネル)で母集団形成の大半を行い、残りの部分を他ルートで補う

 

OfferBoxの効果について

 

 

内定承諾率を高められたポイント①接触回数の多さ

 

面談のポイント

優秀と思った学生との面談は、22卒で一番接触回数が多い方で人事5回、他の社員5回、計10,15

現場の社員に会っていただくことを推進しており、社員もかなり協力的。

なかでも若手の方は特に、自分自身の就活時代の経験を思い返しながら、親身になって協力してくれている。

スター・マイカの特徴は、採用担当が毎年入社1年目の社員がひとりで担当する。

社員への面倒見が良い風土のため、頼みやすく、協力もしてもらえている。

また、西畑様ご自身も感謝を伝えることを大切にされており、お時間をいただいた後には、「学生がこういう風に言っていました」、「〇〇さんの話を聞いてこういう風に言っていました」など、フィードバックや、学生が今後どうなったかなど、逐一報告をするようにしている。

現場社員のアサイン方法

・学生のやりたい職種

・人柄(学生が話しやすそうな方)

・出身大学が同じ など

配属当初、他部署に挨拶をしに行く、他の部署の先輩にこの人どんな人ですかと聞くなど、他部署の方の情報を積極的に把握しに行った。

面談の内容は、マニュアルを用意せず現場の社員に一任。何話したんですか?と聞くと大体は「実際にこういうことやってます」とか、「社内の雰囲気はこんな感じです」と言った話が多い。

最後の内定承諾前のクロージング面談は、今までの面談でのフィードバックなどを元に「この学生はこういう軸をもとに就活をしていて、当社に対してはこういう不安を持っています」ということをまとめたものを事前に共有した上で面談を行なっていただいている。

コロナ禍での変化

社内イベントや、他部署の社員と交流する機会が減らされている中ではあるものの、人数の少ない会社のため、“誰がどういう仕事をしていて、どんな性格をしているか”は、だいたい把握できる環境である。

21卒はコロナ禍だったため、対面での内定フォローは実現できなかったものの、オンラインで定期的にイベントを実施。内定者懇親会やイベントは2,3回、個人の面談は2ヶ月に1回は必ず実施し、イベントを含めると1ヶ月に1回は何かしらの接点を持てるような体制でフォローしていた。

内定承諾率を高められたポイント②OfferBoxでマッチングに注力

1人に対して接触回数を引き上げるために、オファーを送る学生の精度を引き上げた

ターゲット学生

▼求めるターゲット

1)働くことに対して、前向きな想いを持っている方

お金を稼ぐために、生活するためにというよりも、仕事を通して成長したいと思っている方

2)学生時代にいろんな経験している方(ジャンル問わず)

3)自分から周りに積極的にコミュニケーションをとっていける方

ターゲット学生の見極め方

▼求めるターゲット

1)働くことに対して、前向きな想いを持っている方

お金を稼ぐために、生活するためにというよりも、仕事を通して成長したいと思っている方

OfferBoxの自己プロフィール欄の“自分の将来像のところにどういう風に働きたいか”という部分を重視。合っていそうだと思うのは、「仕事を通して若いうちから成長していきたい」と書かれている学生や、「オールラウンダーを目指したいと書いてある学生」、「とにかく若いうちからいろんなことを経験したい」という学生。ジョブローテーション制度があり、1人1回営業もバックオフィスも配属されることになっている会社なので、「私は営業でガツガツやっていきたいです」という方だと、ミスマッチな印象がある。

▼求めるターゲット

2)学生時代にいろんな経験している方(ジャンル問わず)

OfferBoxにはアピール欄がたくさんあるので、例えば、そこにサークルことだけを書いている学生ではなく、とにかくいろいろな経験を幅広く書いている学生には魅力を感じる。ひとつのことしか書いていない学生より、内容が薄くても複数書いている方が、“何事に対しても前向きに取り組んでいる”と思えるので印象は良い。

▼求めるターゲット

2)学生時代にいろんな経験している方(ジャンル問わず)

OfferBoxにはアピール欄がたくさんあるので、例えば、そこにサークルことだけを書いている学生ではなく、とにかくいろいろな経験を幅広く書いている学生には魅力を感じる。ひとつのことしか書いていない学生より、内容が薄くても複数書いている方が、“何事に対しても前向きに取り組んでいる”と思えるので印象は良い。

オファー文面 作成のポイント

西畑様自身が学生時代OfferBoxユーザーであった経験から、「本当にちゃんと読んでくれているんだな」と、学生に思ってもらえるようなオファー文章を描くことを常に心がけていた。

エピソードをしっかりと読み、「あなたはこういう人だと思いました」といった具体的なメッセージを入れ込んだオファーを送っていた。

さらに、経験だけはなく、人柄を褒めることも意識。

例えば、留学をしていることがステータスと感じている子がいるが、大事なのは留学したことではなく、中身。西畑様ご自身も、留学した時に「留学をしたことがすごいね」と言われるだけではなく、「留学をしてこういうことをしたからすごいね」と言われる方が嬉しかったのだと伺った。そのため、経験値ではなく、実際の行動や、その人の人柄や思いを褒めることを意識している。

前任の方から引き継がれたノウハウがない状態から、「自分だったらどうかな…」を意識し導き出した、まさに西畑様流のオファー術である。

オファー承認後の受け皿

基本的には定員3名の少人数説明会へ参加していただく。

一方的にプレゼンするのではなく会話しながら進めていくスタイルで、

定員3名ほどの規模のため、かなり密なコミュニケーションをとっていく参加型の説明会。

少人数説明会を実施した背景には、「もっとスター・マイカを知って欲しい」という思いがあった。

印象に残ることを第一優先に考えていたため、大人数の説明会ではなく、学生・企業双方がお互いを深く認識し合える人数で、回数を分けて開催している。

 

まとめ