ミスマッチなくピンポイント採用を実現するには

これまでの記事で、ピンポイント採用のターゲット設計やプロセス設計などについてお伝えしました。

 

今回は、採用が激化するニッチなターゲット人材の就職満足度を上げて、

自社にミスマッチなく入社してもらう方法についてお伝えいたします。

 

・ニッチなターゲット人材に会えるが、競合とバッティングした際に負けてしまう

・ピンポイント採用はできたが、入社後活躍できず離職してしまった

 

このようなお悩みをお持ちの方はぜひご覧ください。

 

ピンポイント採用はなぜ難しい?

ピンポイント採用に関する記事にて、ピンポイント採用のニーズは高まり、

準備を進めている企業様は既に労働条件の整備も完了しているとお伝えしました。

 

企業ブランドや待遇面での魅力訴求が難しい場合、学生が就職先を最終決定するタイミングで他社に負けてしまうことがあります。また、選考途中に見極めや相互理解が進まないと、引く手数多であるがゆえ、入社後の短期離職も起きやすいのがピンポイント採用です。

 

しかし、企業ブランドや待遇をすぐに改善することは難しいかと思います。そんな時に改善すべきは「採用活動」です。

 

不人気業種でも採用活動をリッチにして採用成功

一般的に不人気業種と言われる「専門葬儀社」として、

唯一就職人気企業ランキング「冠婚葬祭部門」にランクインした企業様が現れました。

 

創業100年葬儀社 永田屋「マイナビ2022年卒版 就職企業人気ランキング業種別」に専門葬儀社として唯一のランクイン

 

記事内で言及されているような、オンライン採用を導入されている企業様も多いのではないでしょうか?しかし、この企業様は掲載されている画像の通り、YouTuberのような照明やプロジェクターなどを用意して見せ方に拘り、合わせて独自に企画した質問内容で見極めを行いました。

 

更には選考プロセスでミスマッチを減らすため、インターンシップはターゲットに合わせて「営業部」と「葬祭部」のコンテンツを用意。内定承諾まで10回以上の接点を持つなど、採用活動での接点・相互理解を”リッチ”にすることによって、学生の志望動機を向上させています。

 

他社とバッティングして内定辞退が起きやすい業界でも、採用活動を工夫することで自社へ魅力付けに繋がっている事例です。入社後の離職で困っている企業様も、これだけ入社前に接点数を増やすとミスマッチを減らすことができるのではないでしょうか。

 

他社と比較してブランドや労働条件で負けていたとしても「採用活動」で勝つことができれば採用成功の可能性は高まります。より厳しいピンポイント採用の実現のために、選考フローの充実が不可欠になります。

 

OfferBoxでもミスマッチなくピンポイント採用を実現する

上記の事例は個別対応が可能なOfferBoxであれば、運用次第で実現可能になります。

 

学生の学校エリア別や出身地別検索によって、北海道から沖縄、さらには海外の大学に通う学生にオンラインでアプローチをかけることができ、学生に合わせて面談やインターンシップ、会社説明会などを案内することが可能です。

 

例えば、志望業界が全く異なる学生に関しては初回面談で希望を聞きつつ、業界がマッチしているかどうかをお話しし、学部も、過去の経験もマッチしているようであれば実践的なインターンシップにいきなりお誘いすることもおすすめです。

 

また、学生個人と気軽に「チャット」でやり取りできる事から、個人個人に合わせて必要な会社のニュースを伝えたり、お悩みを聞いたり、面談前に応援メッセージを送ったりすることが可能です。

 

この学生は是非とも欲しい!という学生に対してまさに「ピンポイント」でアプローチ方法や回数を変えることができます。

 

こういった「採用活動」の変化が学生の不安や疑問の解消に繋がり、入社後のミスマッチ解消に繋がります。

 

学生と接点を取る際は、どんな点がミスマッチに繋がるのかも意識しながら行うのがおすすめです。

 

<参考記事>

新卒社員が入社後に抱くギャップ 「人間関係」や「社風」を抑え1位となったのは?

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2106/01/news054.html

オープンワーク調査

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

採用活動を行なっていると、すぐに変えることの出来ない「企業ブランド」や「労働条件」での戦いに目が行きがちですが、「採用活動」はそれよりも比較的少ないコストでスピーディに改善が可能です。

 

待っていては中々欲しい人材に会えなければ、OfferBoxのような攻め型の採用フローの導入をしてみたり、説明会参加からの選考参加率が悪ければ内容を一新してみたり、内定承諾率が悪ければ内定者インタビューを実施してみたりと、比較的安いコストか工数をかけることで改善が可能です。

 

学生の数よりも1.5倍多く求人数があるこの時代に、ぜひとも貴社にマッチした人材に「選ばれる採用フロー」の構築を検討されてみてははいかがでしょうか。