電通社が調査した「就活生に影響を与える情報源」という調査結果から考えるオファー文面の作り方をご紹介いたします。
就活生に影響を与える情報源
- 就活生が入社予定の企業に魅力を感じたきっかけは、1位「社員・店員など」(52.0%)、2位「企業が直接発信する情報」(43.8%)、3位「インターネット上での口コミや評判」(39.5%)、4位「身近な人との会話」(27.5%)、5位「番組や記事」(14.2%)となった。
- 最も企業の魅力を感じたメディア(新卒採用情報に特化した総合就職ナビサイトを除く)を聞いたところ、1位は「口コミサイト」(197人)となり、約5人に1人が選んだ。
- 採用ニーズの高い理系の大学院生が最も重視しているのは、「高い技術力・ノウハウに基づく商品・サービスを提供している」であった。
採用活動への活かし方
- SNSなどでの積極的な情報発信で学生の認知を獲得!
- 自社への魅力を打ち出す際に、魅力と一緒に「これだけは受け入れてもらう必要がある」内容を記載。いい面も悪い面も伝えることで、企業への信頼度が増し、入社後のギャップを防ぐことができる!
- 既に出ている「悪い口コミや評判」に対して、払拭するための情報を伝える!
- 学生への魅力づけとして、現場の社員さんと関わることのできる場を用意!(例:少人数座談会など)
OfferBox活用への落とし込み
- オファー文面で、自社の良いところだけでなく、ミスマッチを防ぐために「受け入れてもらう必要がある」内容を記載!
- 面談や社員さんとの座談会を実施し、「悪い口コミや評判」に対して払拭するための情報を伝える!
「受け入れてもらう必要がある」内容の例としては下記になります。
①年収が高くないです
∟ 月給はそれほど低くはありませんが、固定のボーナスがありません
② 社員の定着率が良くないです
∟ 長く働いている社員が8年、平均勤続年数が3年です
③20代・30代の若い組織なので、マネジメント経験が浅い人が上司です。
④エンジニアは客先常駐がメイン
⑤状況によって夜勤・残業がある
⑥数字のプレッシャーがあります
etc・・・
ミスマッチを防ぐために、面談を複数回実施することも効果的です。
「ミスマッチ防止に効果的な面談とは」という記事に面談に関するノウハウを記載しておりますので、あわせてご覧ください。
参考記事:人事ZINE「ミスマッチ防止に効果的な面談とは」